実力とはどれだけ大きな波を立てることができるかだ
実力。
実力社会。実力主義。
現代は実力を求めたがる。
実力で人間の評価を下され、社会的な地位や給料が決まる。
ではいったい、実力とはなんだろうか。
実力とは、どれだけ大きな波をたてることができるかだ。
海で例えよう。
小さい波は人も動かせないし船も動かせない。
大きな波は人を動かせるし船も動かせる。
つまり、波が大きければ大きいほど力があるということだ。
実力があるとは、他人よりも様々なことができるということだ。
すなわち、パワーのある人だ。
Aさんは10人規模の組織までなら管理することができる。
Bさんは100人規模の組織までなら管理することができる。
これだけで比べた場合、より多くの人を管理することができるBさんの方が実力が高いと言える。
実力がある人はパワーのある人と言い換えることができる。
では、パワーのある人になるにはどうしたらよいか。
この件は、ダンベルを使った筋トレで例えるとわかりやすい。
10kgのダンベルまでしかもてない人が10kgより重いダンベルを持てるようになるにはどうしたらよいか。
10kgのダンベルでひたすら負荷をかけたトレーニングをするのが一番効率がよい。
つまり、パワーのある人になるにはできるだけ負荷をかけてトレーニングする必要があるということだ。
「負荷」が大切だ。
筋骨隆々な人を目指すが如く、負荷をかけた訓練を行おう。
例えば、大勢の前でスピーチをすること。
これは大勢の観客を相手にしながら自分の話に引き込むパワーが必要になる。
非常に負荷のかかることだ。
でも、大勢の前でスピーチがスラスラ出来るようになれば様々なことに応用が効いて実力者への道が開けるだろう。
現代社会で成り上がるための必需品である「実力」。
持っておくに越したことはない。
実力者の称号を摑み取れ。